令外官

日本史人物列伝

藤原為長【有能な役人の藤原為長がブチ切れた理由とは】

藤原為長について【名前】藤原為長【読み】ふじわらのためなが【法名】不明【生年】不明【没年】寛和2(986)年【時代】平安時代【位階】従五位上【官職】陸奥守兼検非違使大尉兼左衛門府大尉【父】藤原雅正【母】藤原定方の娘【同母兄弟姉妹】藤原為頼・...
日本史用語の基礎知識

紫微中台【奈良時代に登場したもうひとつの「太政官」!】

紫微中台について【表記】紫微中台【読み】しびちゅうだい【時代】奈良時代紫微中台とは藤原光明子(藤原不比等の娘)の立后に際し設置された令外官「皇后宮職」を母体として、唐風に呼び改めた令外官。光明子は、娘である孝謙天皇が即位したことで、皇后(光...
日本史用語の基礎知識

令外官【天皇大権の下で法の規制を受けない官職】

令外官について【表記】令外官【読み】りょうげのかん令外官とは『大宝令』や『養老令』で制定されていない官職(官司)のこと。天皇、及び、上皇(太上天皇)の「意志」「欲求」に拠って設置され、その職務内容・定員数(「職」の場合)が決められ、さらに、...
日本史用語の基礎知識

内臣【日本史上で僅か四人しか就いていない官職!】

内臣について【表記】内臣【読み】ないしん【国風読み】うちつおみ【時代】飛鳥~奈良時代内臣とは令外官。皇極天皇4=大化元(645)年6月14日、『大化改新』政権が発足。その時に「大錦」位を授与された中臣鎌足が就任したことが始まり。中臣鎌足の「...
日本史用語の基礎知識

知太政官事【天武天皇皇統における皇親政治の要】

知太政官事について【表記】知太政官事【読み】ちだじょうかんじ知太政官事とは奈良時代に設置された令外官。この職に就任しているのは、天武天皇皇統の皇親4人に限定されており、天武天皇系の皇子(親王・王)に拠り政務を統括した上で、政治の安定を目的と...