時代
古墳時代
天皇
【代数】 | 第25代 |
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【天皇名】 | 武烈天皇 |
政体
【大連】 | 大伴金村 |
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武烈天皇3(501)年の出来事
出来事
- 武烈天皇3(501)年10月武烈天皇、人の生爪を抜いて山芋を掘らせる。
- 11月武烈天皇、大和国水派邑に築城を命じる。
- 12月百済、牟大王が死去。
まとめ
オハツセノワカサザキ大王(武烈天皇)は、人の生爪を引き抜いて、その手で山芋を掘らせて見物している。
『人の指甲を解きて、暑預を掘らしむ』
(『日本書紀 下 日本古典文學大系68』坂本太郎 家永三郎 井上光貞 大野晋 校注 岩波書店)
一方で、大伴金村に対して、信濃国の人民を徴用した上で、大和国の水派邑に築城するように命じている。
(水派城推定地)
この時代に「信濃」と言う国号は存在しない。
同月、百済の意多郎王が没したため、大和国にある高田の丘に埋葬している。
(意多郎王が埋葬された高田の丘推定地)
意多郎王については、その経歴等は未詳であるが、当時、ヤマト王権勢力下の地域に何らかの事情で滞在していた百済王族であろうと考えられている。
なお、この年、百済では、牟大王(東城王)が暗殺される。
『怨王。至是使人刺王』
(「三国史記」『朝鮮群書大系 第1輯』国立国会図書館デジタルコレクション)
武烈天皇3(501)年の覚え方とポイント
豪快に笑いながら他の人の生爪を剥ぐ武烈天皇(501)