水司

水司について

【表記】 水司
【読み】 もひとりのつかさ(すいし)

水司とは

律令体制下の官職で、後宮十二司のひとつ。

「後宮職員令(『養老律令』)」によって規定された官司。
粟を醸造発酵させた飲み物(奬水)や粥等に関することを司る職。

十二司の中では、掃司と並び最下位級の官職であった。

職掌に関して不明なことが多い。

水司における役職と職務内容

尚水(准従七位)1名。
発酵飲料や粥を供することを担当。

典水(准従八位)2名。
尚水に同じ。

女孺6名。
一般業務。