六国史

六国史について

【表記】 六国史
【読み】 りっこくし

六国史とは

朝廷が作った官選史書のこと。漢文で書かれ、編年体により構成される。

六国史一覧

【書名】 【編纂中心人物】 【取扱年代】
『日本書紀』 舎人親王 等 神代~持統天皇11(697)年
『続日本紀』 藤原継縄・菅野真道 等 文武天皇元(697)年~延暦10(791)年
『日本後紀』 藤原冬嗣・藤原緒嗣 等 延暦11(792)年~天長10(833)年
『続日本後紀』 藤原良房・春澄善縄 天長10(833)年~嘉祥3(850)年
『日本文徳天皇実録』 藤原基経・菅原是善・島田良臣 嘉祥3(850)年~天安2(858)年
『日本三代実録』 藤原時平・大蔵善行 天安2(858)年~仁和3(887)年

六国史の年表

<養老4(720)年>
『日本書紀』完成。

<延暦16(797)年>
『続日本紀』完成。

<承和7(840)年>
『日本後紀』完成。

<貞観11(869)年>
『続日本後紀』完成。

<元慶3(879)年>
『日本文徳天皇実録』完成。

<延喜元(901)年>
『日本三代実録』完成。