姓について

【表記】
【読み】 かばね

姓とは

古代。

ヤマト王権(大和朝廷)が諸豪族与えた各豪族の身分・階級・出自を示す名称。

姓には、「臣」・「連」・「君」・「公」・「直」・「造」・「首」等がある。

これらの姓は、豪族の出自等をヤマト王権(大和朝廷)が認めたものとして与えられた。

即ち、姓は、大王(天皇)を頂点とする身分秩序を構成する重要なものであった。

「倭の五王」以前の姓

「スクネ」・「ヒコ」・「ワケ」等が使われていたが、その秩序や上下関係等の詳細は不明である。

姓と執政

「臣」姓の中で有力者は「大臣」として、また「連」姓の有力者も「大連」として、それぞれ政治に深く関与した。

律令制度と姓

中大兄皇子が姓と冠位制度の連携を図り『甲子の宣』を出す。

天武天皇は、『八色の姓』を制定し、姓に明確な秩序を創造することで、豪族を官人として従える基礎的条件を整えた。

姓の年表

年表
  • 天智天皇称制3(664)年
     
    『甲子の宣』。
  • 天武天皇13(684)年
     
    『八色の姓』。