時代
古代。
天皇
【代数】 | 第26代 |
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【天皇名】 | 継体天皇 |
政体
【大臣】 | 許勢男人 |
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【大連】 | 大伴金村 物部麁鹿火 |
出来事
9月13日 | 山背国弟国宮から大和国磐余の玉穂に宮を遷した。現在の奈良県桜井市付近と考えられる。 |
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まとめ
河内国樟葉宮で即位して以来、山背国筒城宮、山背国弟国宮を経て、ようやく継体天皇は、この年、大和国に入り宮を遷す。
このことから継体天皇の大和入りを拒む抵抗勢力の存在があったのではないかとする説が出されている。
一方で異説として継体天皇7(513)年に、磐余の玉穂の地に宮を遷したとも伝えられており、このことから継体天皇に続く、安閑天皇・宣化天皇の在位期間を、『日本書紀』での記録上、実際よりも短くするために、継体天皇20年に、大和入りしたと記されたと見る説もある。
いずれにせよ継体天皇が大和入りしたことで、古代日本は新たな局面を迎えることとなる。