敏達天皇4(575)年

時代

飛鳥時代。

天皇

【代数】 第30代
【天皇名】 敏達天皇

政体

【大臣】 蘇我馬子
【大連】 物部守屋

敏達天皇4(575)年の出来事

出来事
  • 敏達天皇4(575)年
    正月9日
    息長広姫、立后。
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    3月11日
    百済国から使節が来る。
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    4月6日
    外交使節を、百済国・新羅・任那へ派遣する。
  •  
    6月
    新羅国から使節が来る。
  •  
    11月
    息長広姫、薨去。
  •  
    月日不明
    王宮を訳語田幸玉宮に遷す。

まとめ

息長氏出身の広姫が敏達天皇の皇后となり、押坂彦人皇子が大兄となることで朝廷内における息長氏の勢力は磐石に思えたが、立后して間もなく広姫が薨去したために、次期王位(皇位)を巡る政局は混沌とする。

対外的には任那復興を巡り、日本から外交使節を派遣したり、また、百済や新羅からも外交使節が訪れたり、活発な動きが見られる。

この年、訳語田に幸玉宮を造営している。